戸建てリフォームで水回りは移動できる?費用相場や注意点を解説
戸建てをリフォームする際、「キッチンをもっと明るい場所へ移動したい」「お風呂や洗面所の位置を変えて家事動線を改善したい」と考える方もいるでしょう。
戸建て住宅では、リフォームによって水回りを移動することは可能です。
ただし、キッチンや浴室、トイレなどの水回りには給排水管が接続されているため、一般的な設備交換よりも大掛かりな工事になることがあります。
この記事では、戸建てリフォームで水回りを移動する場合の費用相場や工事のポイント、注意点について解説します。
戸建てリフォームで水回りの移動はできる?
戸建て住宅では、構造や配管などの条件を満たしていれば、リフォームによって水回りの位置を変更できます。
たとえば、次のようなリフォームが可能です。
- 壁付けキッチンを移動して対面キッチンにする
- 1階のキッチンを2階へ移動する
- 浴室と洗面所の位置を変更する
- トイレを別の場所へ移動する
- 水回りを1か所にまとめて家事動線を改善する
水回りの位置を変えることで、単に設備を新しくするだけでは実現できない、大幅な間取り変更も可能になります。
一方、水回りの移動には給水管や給湯管、排水管などの工事が必要です。そのため、建物の構造や配管状況によって移動できる範囲が異なります。
希望する場所へ必ず移動できるとは限らないため、まずはリフォーム会社に現地調査を依頼しましょう。
水回りを移動するリフォームの費用相場
水回りの移動にかかる費用は、設備の種類や移動距離、配管工事の規模などによって大きく異なります。
一般的な目安は次のとおりです。
| 水回り設備 | 移動リフォームの費用目安 |
|---|---|
| キッチン | 約100万~250万円 |
| 浴室 | 約100万~200万円 |
| トイレ | 約30万~80万円 |
| 洗面所 | 約30万~70万円 |
※設備のグレードや建物の状態、工事内容などによって費用は異なります。
特に費用へ影響するのが移動する距離です。
現在の水回りから近い場所へ移動するのであれば、既存の給排水管を利用できる場合があります。
一方、1階から2階へ移動するなど距離が大きくなると、新たな配管工事や床・壁の工事が必要となり、費用が高くなりやすい傾向があります。
また、設備そのものを高いグレードの商品へ交換すれば、その分リフォーム費用も増加します。
水回りを移動するときに必要な工事
水回りの移動では、設備を移設するだけでなく、さまざまな付帯工事が必要になります。
給排水管の移設
キッチンやトイレ、浴室などでは、水を供給する「給水管」と使用した水を流す「排水管」が必要です。
特に注意したいのが排水管です。
排水は自然に流れるように配管へ適切な勾配を設ける必要があります。そのため、床下のスペースや既存配管の位置によっては、希望する場所まで配管を延ばすことが難しいケースがあります。
電気・ガス工事
キッチンを移動する場合は、コンセントや照明などの電気工事も必要です。
ガスコンロを使用する場合にはガス管の移設も必要になるため、キッチン本体以外の工事費も考えておきましょう。
IHクッキングヒーターへ変更する場合も、専用回路を新設するなどの電気工事が必要になることがあります。
床や壁などの内装工事
水回りを移動すると、元々設備が設置されていた場所と新しい設置場所の両方で床や壁の補修が必要になることがあります。
大幅な間取り変更を伴う場合には、壁の撤去や新設、床材・クロスの張り替えなども必要です。
水回りの移動では、こうした付帯工事を含めた総額で予算を考えることが重要です。
戸建てで水回りを移動するメリット
水回りを移動する大きなメリットは、生活スタイルに合わせて間取りそのものを見直せることです。
たとえば、キッチン・洗面所・浴室を近くに配置すれば、料理をしながら洗濯するなど複数の家事を効率よく進めやすくなります。
また、独立型のキッチンをリビング側へ移動し、対面キッチンやアイランドキッチンに変更すれば、家族とのコミュニケーションを取りやすいLDKをつくることも可能です。
築年数の経過した戸建てでは、現在のライフスタイルに間取りが合わなくなっていることも少なくありません。
設備交換だけでなく水回りの位置から見直すことで、住まい全体の使いやすさを改善できるのが大きなメリットです。
水回りを移動するリフォームの注意点
水回りを移動する場合は、デザインや間取りだけでなく、建物の構造や配管まで考える必要があります。
希望する場所へ移動できない場合がある
戸建てであっても、水回りを自由に配置できるとは限りません。
床下の高さや排水管の位置、柱・梁などの構造によって、移動できる場所が制限されることがあります。
特に大幅な移動を検討している場合は、プランを決める前に施工会社へ相談しましょう。
移動距離が長いほど費用が高くなりやすい
水回りを既存の位置から大きく離すほど、給排水管などの工事範囲が広がります。
費用を抑えたい場合は、現在の配管を活用できる範囲で間取りを変更する方法も検討しましょう。
「絶対にこの位置へ移動する」と決めてしまうのではなく、希望する間取りと工事費のバランスを考えることがポイントです。
複数の水回りをまとめてリフォームする方法もある
キッチンや浴室などが同じ時期に古くなっている場合は、複数の水回りをまとめてリフォームする方法もあります。
個別に工事を繰り返すよりも、配管や内装などの工事をまとめられる可能性があり、工事期間の短縮や費用削減につながる場合があります。
大規模な間取り変更を予定している場合には、水回り全体の配置を一度に見直すとよいでしょう。
まとめ
戸建て住宅では、リフォームによってキッチンや浴室、トイレ、洗面所などの水回りを移動できます。
水回りの位置を見直すことで、家事動線を改善したり、現在のライフスタイルに合わせた間取りへ変更したりできるのがメリットです。
ただし、水回りの移動には給排水管をはじめ、電気・ガス・内装などさまざまな工事が必要になります。
また、建物の構造や配管状況によっては希望する場所へ移動できない場合もあります。
横浜市鶴見区で水回りの移動や間取り変更を伴うリフォームをご検討の方は、ALH株式会社へお気軽にご相談ください。
現在の住まいの状態やご希望を確認したうえで、暮らしやすいリフォームプランをご提案いたします。
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